購入前に知っておきたい不動産ワード-不動産コラム「インフレヘッジ・不動産はインフレーションのリスクヘッジになる」Vol.42 | センチュリー21グローバルホーム
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購入前に知っておきたい不動産ワード-不動産コラム「インフレヘッジ・不動産はインフレーションのリスクヘッジになる」Vol.42
インフレヘッジという視点
今回は少し大きなテーマになってしまいますが、「不動産の購入がインフレヘッジになる」というお話をしたいと思います。
日本かかなりの借金を抱えている
いきなりですが、日本はかなりの借金を抱えていることをご存知でしょうか?実は以前に一度さらりとだけ触れていますが、最近の財務省の公表データでは借金の総額は1,000兆円を超えています。
ところが国の収入にあたる歳入は、新たな借金の借入である「国債の発行」を足したものでも100兆円に届くかどうかというところで、毎年新しい借金が増えていっています。
意図的にインフレを起こして解決?貨幣価値を下げる
ではこの状況は今後どうなっていくのでしょうか。これについては諸説ありますし実際にどうなるのかはわかりませんが、解決策の一つとして意図的にインフレを起こすことが考えられます。
つまり、貨幣価値を下げる施策をとるということです。仮に10倍のインフレを起こすと、収入も10倍になりますが、物価も10倍になります。100円のものが1,000円に、3,500万円の不動産は3億5,000万円になります。
10倍のインフレを起こすと・・・
《現在、100円で買える価値のものが》
↓
《100円が10枚ないと買うことができなくなります》
しかし、100円だけで買えていたものが、100円を10枚用意しなければ買えないわけですから、貨幣の価値は10分の1になっています。そうなれば、国の借金も実質10分の1にすることができるわけです。
この場合、資産を現金で保有しておくことは非常に危険です。上記の10倍インフレの状況であれば、3,500万円を現金で持っておくと、価値が10分の1になってしまうのですから。賃貸に住んでいれば物価とともに家賃も上がっていきます。
不動産はインフレーションのリスクヘッジになる
しかし、不動産として保有していれば物価とともに不動産そのものの価格も上がっていきますので、こうしたときにインフレヘッジになるのです。
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ここまでのお話は相当乱暴な例です。
実際にインフレを起こすという方法は、国としても避けるべきでしょうし、そうそう起こらないような例え話です。
しかし、ローンを借りるとなれば35年先まで返済は続きます。
それだけの年数が経つ中では多少のインフレはもちろん有り得るのではないでしょうか。
そうしたときに不動産は味方になってくれるかもしれない可能性を示したかった次第です。
重要な話ではありませんが、一つの可能性として頭の片隅のおいて頂けますと幸いです。
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最後に
不動産は一生に数回しかない買い物です。
聞く話も初めてのことばかりで、ご不安の中進めていくのがほとんどです。
そんな中、暗中模索で家探しをする買主様をたくさん見てきました。
いい不動産会社、担当者に出会えた方は、気持ちよくご自宅をご購入できますが、そうじゃない場合、後悔する結果となってしまいます。それを防ぐためには、自分自身で知識を付け、自分自身で判断をしていくことが重要となります。
ご自宅をご購入された方、まだお探し中の方、一旦取り止めた方、さまざまいらっしゃるかと思います。
どの段階でも結構ですので、ご不安点や疑問点がございましたらお気軽にご相談ください。
皆様が不動産を通して幸せになることを祈っております。
今後とも、ご愛顧の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
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