不動産屋の気になるNEWS!伊勢神宮へ公式参拝 人はなぜ伊勢神宮に魅かれるのか?不動産屋の気になるNEWS!伊勢神宮へ公式参拝 人はなぜ伊勢神宮に魅かれるのか? | センチュリー21グローバルホーム
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不動産屋の気になるNEWS!伊勢神宮へ公式参拝 人はなぜ伊勢神宮に魅かれるのか?
伊勢神宮へ公式参拝お客様の相続やそれらに伴うお手伝いをするために税理士、弁護士、司法書士、不動産鑑定士、宅建士がチームを組み、日々様々なご相談に対応している多摩相続研究会のメンバーでは毎年の恒例行事として、伊勢神宮へ参拝に行っており、今年も9月23日~25日の日程でメンバー8名にて参拝してまいりました。
今月は不動産の気になるニュースとは離れてしまいますが、「一生に一度はお伊勢参り」と言われ江戸時代には東海道中膝栗毛によって大ブームを巻き起こし、老若男女、また犬までが一度は行きたいと夢見た場所でもあり、現代でも日々たくさんの方が訪れているお伊勢参りの魅力などについてお伝えしたいと思います。
五十鈴川
伊勢神宮とは「お伊勢さん」など親しく呼ばれる伊勢神宮ですが、正式には「神宮」と言います。
神宮には皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇められる天照大御神がお祀りされている皇大神宮(内宮)と衣食住と産業の守り神である豊受大御神をお祀りする豊受大神宮(外宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があり、これら125の宮社すべてを含めて神宮と言います。
■内宮の「皇大神宮」
内宮
内宮の正式名称は皇大神宮と言います。
御祭神であり、太陽にもたとえられる天照大御神はおよそ2000年前にこの地にご鎮座されたと伝えられています。
五十鈴川の御手洗場で手を清め、神宮の森を歩いていくと伊勢神宮ならではの荘厳な雰囲気に包まれさらに奥へ進むと正宮があります。
宮城内には他にも荒祭宮、風日祈宮などがあり、時間があればこれらの別宮もお参りをしたいところです。■外宮の「豊受大神宮」
外宮の正式名称は豊受大神宮と言います。
内宮の天照大御神の食事をつかさどる神様として今から約1500年前にご鎮座されました。
天照大御神をはじめとする神々に御食事を捧げる「日別朝夕大御饌祭」と言う神事は一日も欠かさず毎日1回行われています。
宮城内には正宮の次に格式の高い別宮である多賀宮、土宮、風宮があります。
他にも様々なパワースポットがありますから、こちらも時間に余裕をもって回りたいところです。
豊受大神宮・三ツ石
今年7月に新たに設置された「式年遷宮御敷地」
また、内宮・外宮とも神楽殿があります。御祈祷や御神楽の奉納などができます。様々なお札やお守り、神棚などもお受けできるのでこちらも必ず寄りたいところです。
■「おはらい町」と「おかげ横丁」
それからお伊勢参りでは今や食べ歩きなどでにぎわう「おはらい町」と「おかげ横丁」も外せませんね。
おはらい町とは内宮の宇治橋前から猿田彦神社へまっすぐ続く通りで、そのおはらい町の中ほどにおかげ横丁があります。通りにはたくさんの飲食店や土産物屋が並び、歴史的な建造物やレトロな雰囲気もあり、参拝後の町歩きが楽しめます。
明治初期まで参拝者へ宿を提供したり、案内やお祓いを行う御師と呼ばれる下級神官がおり、その館が立ち並んでいたことから「おはらい町」と呼ばれるようになったと言われていますが、明治以降、御師制度が廃止になったことや交通便も良くなり自動車での参拝者が増えたことなどからおはらい町は徐々に活気を失ってしまったそうです。
昭和50年~60年には年間の来訪者が20万人と現在の30分の1程度だったそうで、それを危惧したあの伊勢名物で有名な「赤福」が第61回神宮式年遷宮の年の1993年(平成5年)7月16日にこのおはらい町に伊勢路の伝統的な街並みを再現しようと開業したのが「おかげ横丁」です。
赤福すごい‼
お伊勢参り正式参拝江戸時代に人々が参拝したルートは、
(1)二見浦
(2)外宮
(3)内宮
(4)朝熊宮
の順と言われています。今回時間の関係で朝熊宮へは行かず、最後に最強のパワースポットともいわれる月讀宮を参拝して帰ってきました。
最強のパワースポットともいわれる月讀宮
が、基本的にはこのルートにしたがって最初に二見浦で禊を済ませました。
■二見浦
二見浦
この二見浦は昔から霊域であり何処よりも清浄な浜辺として知られています。一帯を禊浜といい、伊勢神宮参拝を控えた参拝者が浜辺で汐水を浴び心身を清め禊祓をしてから神宮へ向かう慣わしであったそうです。
現代では汐水は浴びず、ここにある二見興玉神社を参拝することで禊とされています。この神社の御祭神は天照大御神をお迎えした猿田彦大神でお迎えした時の霊石が「興玉神石」と言われ鳥居の役目を果たしている夫婦岩の北東700m先の海中に鎮座しています。
二見興玉神社
その後、先ほどご紹介した外宮、内宮を参拝してきました。
外宮・内宮では共に毎年「御垣内参拝」という特別参拝をさせていただいております。
この御垣内参拝には神宮司長の許可が必要なのですが、一般では入る事の出来ない正殿により近い場所で参拝をすることができ、天皇陛下は元より、皇族の方々、総理大臣、神職の方などが特別に参拝する場所でもあり、この垣内に入るだけでも本当に身が引き締まります。
それから同じく外宮・内宮共に神楽殿で御神楽を奉納し御祈祷いただいております。
御神楽では神饌をお供えし、祝詞の奏上をしていただきます。
その後、和琴、笛、篳篥、笏拍子など優雅な雅楽の調べに合わせて倭舞を奉納して御祈祷いただきます。
今年も無事この御垣内参拝と御神楽奉納と御祈祷で心を正すことができました。
また来年も神のご加護の御礼に来られるよう、一年頑張っていきたいと思います。