不動産コラム「家を売るという事」Vol.17①「不動産会社に電話する前に用意する物」②「不動産会社選びで結果は変わる」 | センチュリー21グローバルホーム
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不動産コラム「家を売るという事」Vol.17①「不動産会社に電話する前に用意する物」②「不動産会社選びで結果は変わる」
【不動産会社に電話する前に用意するもの】
売却活動開始前に、最後の準備です。
①購入時のパンフレット、契約書等の資料一式
不動産会社に電話すると、物件の事について色々と聞かれます。落ち着いて返答ができるよう、前もって用意しておきましょう。
②毎月の維持費が分かるもの
管理費や修繕積立金、駐車場代や組合費、町内会費等、実際に住む上で必要となる毎月の維持費を書き出しておきましょう。
③固定資産税、都市計画税の明細
毎年支払う固定資産税と都市計画税の内容が分かる資料を用意しましょう。
④住宅ローンの支払明細
毎月の支払い額と直近の住宅ローンの残債務額がわかるもの。査定の際にこの残債務額は非常に重要になります。
⑤権利証
権利証は、実際には決済引き渡しまで必要ではありません。
ただし、中には紛失されている方もいるため、一応、確認しときましょう。
⑥それまでに集めた情報
チラシやインターネットから集めたデータも、まとめておきましょう。
これらの書類は、権利書以外は1 カ所にファイルしておくことをお勧めします。
ファイルは100円ショップで売っているようなもので十分です。そのファイルを「売却の資料集」とします。
今後、売却活動を行っていく中でも、様々な資料が不動産会社から提供されます。
査定書や関係資料、売買契約書、領収書などですが、それらを一括して保管しておけば、後々の管理も楽になります。
⑦銀行に住宅ローンの残債務額を確認しておく
住宅ローンの支払い明細を用意することはお話ししましたが、その資料が半年前や去年のものでは正確な残債務額がわかりません。
このため、住宅ローンを借りた金融機関の窓口に電話して、最新の残債務額を確認すること残債務額を確認することが必要です。
⑧家族と話をして意思統一を図る
「自宅を売って、こんな生活をしたい」という目標や目的をしっかりと家族と話して、意思の統一をしておきましょう。の統一をしておきましょう。
特にご両親にはしっかりお話ししておきましょう。
実際にこんな話があります。
買って10年以内の自宅を売りに出し、いい買主さんが現れて契約し、契約後に両親に初めて売ったことを話したという方がいました。
ところが、両親はまさかの大反対。
「家をそんなに簡単に替えるものじゃない」と。
もともと買うときに親の援助を受けており、逆らうわけにはいきません。
結論からいえば、この売主さんは「売るといって契約したものが売れなくなった」ため、違約金を払って契約は流れました。
このように、思ってもいない身内の反対でスムーズな売却活動ができなくなる例があります。
特に世代が異なれば、不動産に対する価値観も大きく異なります。
購入する際に援助を受けた場合はなおさらです。
このため、しっかりと事前に意思統一をして、家族が応援してくれる体制を作りましょう。
【不動産会社選びで結果は変わる】
今回はご自宅売却の「知恵」となり、またパートナーとして売却活動をしてもらう
不動産会社の選び方についてお話しします。
最初に、結論となる「どんな不動産会社に売却を依頼すればいいのか 」の答えをいってしまいましょう。
それはズバリ「お客さんを大切にする不動産会社不動産会社」です。
「どうやってそんな不動産会社不動産会社を探すのか」については、次回以降ご説明します。
「高く売りたい」「早く売りたい」「気持ちよく売りたい」「いい買主さんに買って欲しい」…自宅を売るとき、売主さんはいろいろな希望を胸に抱いています。
ただし、自宅を売るという事は「買い手」あってのこと。
「市場の状況」にも影響されるため、自分の希望していた通りの結果にならないこともあります。
もちろん、希望通りに売ることが難しそうであれば「売るのをやめる」という選択肢もあるでしょう。
しかし「売らなくてはいけない状況」の売主さんもいます。
そのとき、売却活動の1つひとつの工程、また、値下げの計画などについて事前にある程度、きちんとした説明を受けていれば、納得しながら売却を進められます。
売って後悔しないようにするには、事前にしっかりと説明を聞いて、「納得」して話を進めてゆくことが重要なのです。「味方となり、親身になってしっかり話を聞いてくれる不動産会社」に売却を依頼することができれば、1つひとつのステップも納得しながら進められます。
例えば、売れないから値下げしなければいけないとき、「値下げの根拠」を明確に提示できる不動産会社や、契約内容について事前に細かく説明をしてくれる不動産会社を選んで、納得して後悔しない売却をしてほしいのです。
なぜ、ここまで何回も「後悔して欲しくない」と話をしているのでしょうか。
これには大きな理由があります。
例えば、売主さんが満足いくご売却をできなかったとき。
そのとき売主さんはこう言います。
「こんなに安くなるなら、こんな家を買わなければよかった」
売主さんは売却が自分の希望通りにいかなかったという結果を今の時点で後悔しているのではないのです。
後悔する結果をもたらした「家を買った十数年前の自身の選択」をも否定するのです。
逆に、素晴らしい結果を得た売主さんはこう言います。
「やっぱり、あのときこの家を買っておいて正解だった」この差は天国と地獄です。
今現在における売却の結果は、売主さんが買った時点の「お客様自身の選択」にも影響を与えます。
「いい家だった」というのか「あんな家を買わなきゃよかった」というのかで、売った家での思い出まで大きく変えてしまうのです。
その為、不動産会社は大きな責任を負います。
「売り方と結果」で、お客様の家の思い出の一部をシロにもクロにも書き換えてしまうことがあるからです。
皆様にも「あの時あの時この家を買っておいてよかった」といってもらいたい。
だからこそ、「味方となりお客様を大切にする不動産会社」に売却を依頼することを強調するのです。
当社でも売却のご相談承ります。お気軽にご相談下さい!
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