不動産コラム「家を売るという事」Vol.11①「自分で相場を調べる方法①」②「自分で相場を調べる方法②」 | センチュリー21グローバルホーム
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不動産コラム「家を売るという事」Vol.11①「自分で相場を調べる方法①」②「自分で相場を調べる方法②」
【自分で相場を調べる方法①】
不動産会社が言う「相場」とは、ほとんどが過去の成約事例を元にしています。成約事例と現在の価格とでは、変わっているのが当たり前です。同じエリアでも、「1年前にはこの値段」だったとしても、現時点では上がっているエリア
もあれば下がっているエリアもあるため、「だいたいこのぐらいで決まっている」ということは一概には言えません。
新築マンションの価格が高くなってくれば、中古も上がるなど、価格は毎日のように変わっているのです。
その為、「過去の取引事例から見ると、このマンションの相場このぐらいですね」と言うのはおかしいのです。
現在のマーケット(市場市場)を見て「このくらい」なら問題ないですが、多くの査定書は過去のを見て「このくらい」なら問題ないですが、多くの査定書は過去の成約事例をもとに査定価格を出していきます。
普段から、アンテナを張って情報集め、自分の物件の「今の価格」を把握することが大事になります。
自宅の価格を、不動産会社に依頼せずにある程度知ることもできます。
近年インターネットで、不動産相場が確認できるようになりました。
「マンションナビ」「スモーラ」などでは、中古成約想定価格まで出ています。
※マンションナビ
https://t23m--navi.jp/navi.jp/
※スモーラ
https://smoola.jp/
その為、まず無料で使えるインターネットで調べ、ある程度の知識を仕入れておくことをおすすめします。
【自分で相場を調べる方法②】
「売りに出す前に自宅の相場が知りたい。できれば、不動産会社に電話する前に知っておきたい」。
そう考える方はたくさんいます。
では、どうすれば不動産会社に聞かずに相場を知ることができるのか
それは、現在販売されている事例を基に算出することです。
前回に引き続き、どのように算出すればいいか、具体的な方法を2つご紹介します。
①チラシ
自分と同じマンションや周辺の物件が売りに出たら、そのチラシをとっておきましょう。
今販売中の事例は参考になります。その物件が同じ広さ、同じ間取りであれば、なおのこと役立ちます。
事例を使って、次の計算式と方法で参考の値段を出すことができます。
「事例価格÷事例物件面積(㎡)」。
まずこの計算式で1㎡あたりの単価を算出します。
その単価にご自宅の平米数を掛けると参考価格が出ます。
例えば、ご自宅が70㎡。
チラシの物件が80㎡で2400万円の場合、「2400万円÷80㎡」で計算すると、チラシの物件の1㎡当たり単価は30万円であることがわかります。
あとは、ご自宅の平米数である70を掛ければを掛ければ2100万円という参考価格が出ます。
もし、チラシの事例物件が数件あれば各物件の1㎡あたりの単価を算出し、その単価の平均値を出します。
こうすることで参考価格の精度はさらに上がります。
②ポータルサイト
チラシがなかったり、集めていなかった場合は、インターネットを利用しましょう。
一番簡単なのは、グーグルやヤフーでご自身の「マンション名」や「エリア×相場」を入れて検索することです。
マンション名に地名が入っている場合は、きちんと最後まで入力してください。
検索してみると、現在売り出し中の物件や過去の掲載物件のデータが拾えることがあります。
これは非常に便利です。
不動産会社も不動産会社専用のデータベースを使いますが、参考データがない場合は、このように検索エンジンを活用します。後は、ヒットした物件データをチラシの場合と同様に単価計算すれば、参考価格が出ます。ポータルサイトのいいところは、チラシに出ない物件が検索に引っかかるところです。
例えば、ご近所に知られたくない方でも、依頼した不動産会社のホームページには物件情報を載せている場合があります。
このようにチラシやインターネットを利用することで、不動産会社に電話する前に参考価格を知ることができます。
只、皆さんは不動産売却を初めて行います。
その為、この情報だけですべてを判断するのは危険です。
次回は自分で相場を調べる際の、気を付けるべきポイントをご紹介します。
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