「家を買う」という事Vol.35 | センチュリー21グローバルホーム


  • 「家を買う」という事Vol.35




    【家族構成別ローン例①】
    ここからは、代表的な家族構成からローンの組み方の一例を示していきたいと思います。同じ家族構成だからと言って必ずしも適合するわけではありませんが、いくつかのパターンをお伝えすることでどれかしらがヒントになれば幸いです。
    1.新婚・DINKSの場合の場合
    若いご夫婦で共働き、かつ子どもがいらっしゃらない状況であれば、世帯年収が高く、家計にもゆとりを持ちやすい状況です。
    将来に備えて最も貯蓄をしやすい時期ですので、レジャーも大切ですが将来も見据えた計画を立てられていると、ここから先がとても楽になるはずですので、ぜひご夫婦で相談をし画を立てられていると、ここから先がとても楽になるはずですので、ぜひご夫婦で相談をして頑張ってください。
    さて、共働きでお子様のご予定もまだ先ということであれば、金利変動リスクを踏まえてもある程度、攻めの計画を立てられるのが強みです。当初金利の安い「変動金利」や「当初●年固定金利」等の商品で子供ができるまでに、2馬馬力でできるだけ返済してしまえるのが理想です。
    また、二人とも所得税を払っている状況ですからできればペアローンを活用して住宅ローン控除も活用したいところです。
    あとはお子様が欲しいタイミングに応じて奥様の借入金額、金利、返済期間を微調整するところを丁寧に計画できていれば尚安定感が出てくると思います。
    お子様の誕生後は休職か退職か、職場復帰予定であれば何年後を目安に考えるか、お若いご夫婦は奥様のお仕事をどのように計画するかによって資金力が大きく変わる為、後から齟夫婦は奥様のお仕事をどのように計画するかによって資金力が大きく変わる為、後から齟齬が出ないように夫婦間で話し合っておくと良いで齬が出ないように夫婦間で話し合っておくと良いでしょう。
    オーソドックスな組み方を考えるのであれば、下記のような形ですとバランスが良いのではないでしょうか。
    (Sample)
    ・ペアローンで住宅ローン控除をフル活用
    ・出産に伴う奥様の収入減に備えて、借入金額はご主人を多めに。
    (例えば「ご主人7割:奥様3割」など)(例えば「ご主人7割:奥様3割」など)
    ・当初金利が安い商品をある程度は強気に活用していく。
    ・奥様の借入を当初金利が安い商品にしておき、奥様のローンから先に繰り上げ返済を進める。
    ・不安な場合はご主人の分の借入を固定金利にしておけば将来の金利上昇リスク対策が可能。
    ・お子様誕生までの共働き期間にどれだけ貯蓄できるかがかなり重要(教育資金・老後資誕生までの共働き期間にどれだけ貯蓄できるかがかなり重要(教育資金・老後資金)。

    【家族構成別ローン例②】
    前回に引き続き、家族構成によるローンの組み方例をご紹介していきます。2.30代の子育て家族、奥様は専業主婦
    結婚後、子供が誕生し奥様が専業主婦になられている場合を想定していきます。共働きを希望していても、中々保育園等の兼ね合いもあり予期せずこうした状況になってしまうことも考えられますので、こういったケースも想定しておけると良いと思います。
    さて、奥様が専業主婦になっている場合ですと前回のDINKS ほどに攻めの計画にはしない方が良いかもしれません。
    既にお子様が誕生しているのであれば、高校と大学の進学時期は確定している訳ですから、その時期を逆算し、ローン返済以外で貯蓄を進めておく必要性があります。繰り上げ返済をしたいのはやまやまですが、教育資金の積み立てをしたうえで、余剰金が出た場 合に行うべきでしょう。ここで教育資金の積み立てに無理が生じそうな懸念が生まれた場合は、少し早めに奥様が職場復帰ないしはパートでの2馬力を視野に入れた方が良い可能性が出てきます。お子様の為にもできればリスクは押さえたいので、固定金利での借り入れも視野に入れた方がいいかもしれません。逆にお子様が小さいうちは返済に回せる金額が多めに取れそうであれば、ある程度の金額は当初金利の安い商品で借りてしまう選択は十分ありだと思います。そうした固定と変動のハイブリット型も一考の価値がありそうです。
    (Sample)
    ・お子様の為に、保守的に固定金利という選択肢もあり。
    ・ただ、まだ子どもが小さく家計に余裕があるうちは、変動等の当初金利が安い商品の活用
    は可。
    ・ハイブリット型→固定金利7割:当初金利の安い5年固定(又は変動)金利3割
    ・当初固定の安い金利が終わる5年経過までは繰り上げ返済用の貯蓄を進めておき、金利情
    勢に応じて対応。
    ※金利の変動があまりなければ、金額が大きい分利息も重たい固定金利を繰り上げる。
    ※金利が上昇傾向であれば、リスクを最小限にする為に変動を繰り上げる。
    ・繰り上げ返済は必ず教育資金の積み
    立てと両立するように考えること。


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